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1.6 ファイル
普段何気なくパソコンを使っていますが、実はどの作業もファイルを操作しています。そしてそのファイルを管理しているのがOSです。
ファイルの正体は、「0」と「1」のデータが組み合わさった信号のかたまりです。パソコンは「0」か「1」かのデジタルな状態で置き換えることができる電気信号、すなわち「データ」を扱う機械です。そしてデータで一番重要なことは、どのような順番で並んでいるかということです。「0」と「1」の順番が入れ替わったり、他のデータと混ざりあうことは絶対にありません。
ファイルは「プログラムファイル」(図1-3)と「データファイル」の2つに大きく分けられます。プログラムファイルはアプリケーションの実行に使われるファイル、データファイルはアプリケーションで作成したワープロ文書や画像データなどのファイルです。
データファイルは単独では何もできません。ただディスクの中でじっとしているだけです。データファイルは開かなくてはどのような作業も行えませんので、これを開いてやるファイルが必要となります。それがプログラムファイルです。プログラムファイルはさまざまなコマンドを実行するデータが収められていて、ユーザの命令に従ってデータファイルを開く役目を持っています。つまりデータファイルとプログラムファイルの両者がそろってはじめて力を発揮できるのです。どちらが欠けてもパソコンでの作業はできません。例えば、「Word」でつくった文書ファイルは、パソコンに Word のプログラムファイルがインストールされていなければ開けない、ということになります。
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図1-3 プログラムファイル